リサイクルの変化

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私の住んでいる地域は、
ゴミ焼却施設が古いため、焼却能力に限界があることもあり
かなり細かい分類をしてから燃えるごみは最低限の量にして
処理するという方針が出されています。

ということは、各家庭の日々出されるごみは
燃えるごみが最低限量になるように廃棄する必要があり、
分類ごとのごみ箱がキッチンや居間にも
何種類かあるといった状況です。

今年度からは、新聞紙と雑紙と雑誌と紙片・・・と
同じ紙類でもいろいろ分類しなくてはならず
燃えないゴミも、包装用のビニール、プラスティック容器・・・と
それぞれは別の日が回収日になっているため
別々にまとめなくてはなりません。

まだ不慣れなため、迷ったり間違えたりして
「あ、違った」
と気づいてやり直すなんてことも。
しっかりしなくては。

細かく分類したゴミ、特に紙類などは再利用施設に
運ばれて、新しい紙製品として生まれ変わると
ゴミ分類の手引きには記載されていました。

これまではゴミとして捨てていた、
小さい紙片類もリサイクルの対象として
役に立つということでしょうか。
紙片って案外あるんですよねぇ。

リサイクルとして出したものが
本当に活用されるよう生まれ変わっているかどうかは
とても気になるところです。

江戸時代は完全リサイクルの時代だったわけで
以前はできていたのだから、今の時代も
できなことはないとは思うものの、
どうもこのリサイクルで動いているものの値段が
変動し過ぎのような気がします。

カン類やペットボトルなども、不景気の影響で
原料にだぶつきが出てしまい、リサイクル品が
必要とされなくなった結果、かなり低い金額で
取引されているという報道も見ました。
それじゃ、なかなかうまくいかない。

本当のリサイクル社会実現のためには
安定した需要と供給のバランスが必要で
そこが大いに欠落している現状では
まだまだ未熟といった状況は否めません。

でも、こうした現実に徐々に気付き始め
なんとかならないかと考えている人が
増えていけば、かすかな光明になるのではないかと。

まずは、私も自分の所属する自治体の基準で
素早くミスなく分別ができるように
日々精進したいと思います。

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