3月11日。
朝から、テレビやラジオで東北や各地被災地の話が流れています。
今日で、東日本大震災が起こってから4年が経ちました。
何度か東北を訪れる機会があり、足を運びましたが、震災の影響を感じない場所もあれば、復興という言葉とはかけ離れた状態のままとなっている場所もあり、被災地支援の難しさを痛感しています。
震災当時から、「できることをひとつずつ」という言葉を心に留めて、自分が今できることは何かという問かけをするようにしています。そして、行動することも意識しています。
その中の2つをご紹介します。
一つ目は冒頭の写真に写っているどんぐりバッヂのキャンペーンです。
実は、昨年の3月11日の投稿はまさにこのどんぐりバッヂについて書きました。
●3年目の3.11
https://s.willing-net.com/wp/?p=2235
今年も東北復興支援チャリティキャンペーンのどんぐりバッヂの販売が3月1日から、三越伊勢丹グループ各店で開催されています。
今年は昨年からさらにバージョンアップして、3種類の顔があります(^^)
実に愛嬌のあるかわいい顔です。切り出す木の部位によって色や木目が違うから、3種類の顔でもそのバリエーションはすごい!購入時に並べて、お気に入りの顔を探している方もいらっしゃいました(笑)
私は、これだね!と3名をさくっと選び購入。
1個300円。
ウェブサイトでは、型抜きの様子もわかって、尚更愛着がわきます(^^)
2015 DONGURI BADGE(三越伊勢丹グループ)
http://www.miguide.jp/donguri/
このどんぐりバッヂは、宮城県南三陸町で津波により塩害等の被害にあった木々から作られています。
南三陸町の大雄寺の杉並木が津波により塩害などの被害にあいました。この木を使って南三陸町の「入谷Yes工房」の人々の手によって加工されています。
収益金は、公益財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に寄付にあてられて、東日本の被災地沿岸部での森の防潮堤づくりに役立てられます。
自分が購入したバッヂが何に使われるのか、具体的にわかることが大事です。
そして、もうひとつ。
この写真をご覧ください。
東北クロッシェとは、岩手県遠野市に拠点を置き、宮古、大船渡、陸前高田、遠野から集まって、編み物手仕事をしているところです。
被災された皆さんが手仕事を通して、集い、商品を作り、喜ばれて、という支援の循環が生まれているプロジェクトを行っています。
昨年、足を運んだデザイン関係のイベントで、東北クロッシェのことを知りました。
その東北クロッシェがEAST LOOPというプロジェクトを展開していることを知り、後日、池袋の東武百貨店に出店されていたので、そこのお花のオーナメントを購入しました。その写真が上記の写真です。袋の上から撮影したので色が綺麗に出ていないですね^^;
EAST LOOPプロジェクトとその商品は、今朝NHKのあさイチでも紹介されていました。
地元のおばあちゃんたちの生きがいになっている、編み物をしているときは辛いことを忘れられる、とコメントされていて、編んでいる様子が中継されていました。私の商品は宮古の方が作ったものでした(^^)
購入したお花のオーナメントは、ニット業界では有名なアルネ&カルロスというデザイナーがデザインされたものです。ボタンに通してもいいし、バッグなどにぶら下げてもいいし。色も様々な組み合わせがあります。
デザインのチカラが、商品を魅力的にしているし、多くの方が受け入れやすく、おしゃれに使えるようになっています。
被災された方を支援しているのだけれど、購入したものはデザインが素敵で使いたくなるから購入した私も嬉しい。
そういう好循環が生まれているように思います。
詳しくは以下のサイトを訪れてみてください(^^)
●東北クロッシェ
http://tohoku-crochet.com/index.php
●EAST LOOPウェブサイト
http://www.east-loop.jp/index.php
●EAST LOOP Facebookページ
https://www.facebook.com/EASTLOOP
支援のカタチはいろいろあります。
今回ご紹介したことだけではなく、身の回りにもいろいろあると思います。
できることをひとつずつ。