05.出資金払込委託のお願い|【起業コラム】ウィリングができるまで

出資金は思ってもみない障害

登記には出資金を払い込まなければならないので、
取扱金融機関の中から、
長年メインバンクとして取引している
大手都市銀行にお願いしてみることに。
(これ、かなり無謀だったみたい。
通常はなかなか大手都市銀行では
引き受けてもらえないんだそう。)

払込の委託には、
出資払込事務取扱い委託書の他、
定款の写し、
代表取締役の印鑑証明書の書類を提出すると、
証明書を出してもらえるとのこと。

ただし、そのためには行内の審査に
通らなければならず、
その結果がでるまでに1週間程度かかるため、
この場で払込の委託を引き受けるかどうかは
即答できないと言われた。

とりあえず、定款の認証を受け、
書類の用意ができたらお願いに参りますと
言ったものの、厳しい対応に
ショックを受けてしまった。

万一、審査で落とされたことも考え、
信用金庫等にもあたってみることにしたが、
「取引実績の無い方はお断り」
と断られ、さらに落ち込むことに。

こんなこと、会社設立の本にも
サイトにも書いてなかった。

【2人の感想】

私、かなり落ち込みましたよ。
だって出資金を登記が完了するまで、
ただ預かっているだけなのに審査があるってどういうこと?

これは予想しなかったので、本当にびっくりした。
銀行の審査に通らなかったら、
会社設立は諦めなくてはならないというかなり究極の選択状態になってしまったのよね。
予想もしてなかったから、どうしたらいいかもわからないし、メインで考えてた銀行がダメだった場合を想定して、違う信用金庫とか行ったけどあっさり断られたり。さすがにへこんだね(笑)
世間は起業しろって煽るけど、環境が整ってないじゃないの。

会社をこれから設立しようとしている人は、まず1年以上前に
メインバンクを決めて、預金を運用したり、公共料金の引き落としを指定したりして、準備しておかないと、かなり痛い目にあう。

それから、都市銀行は審査も厳しいし、時間もかかる。
うちは結果としては幸い都市銀行をメインバンクにすることができたけど、SOHOは信用組合や信用金庫を最初からここにすると決めて、準備しておいたほうがいいと思います。
銀行はこの後もずっと関係あるし、設立してからもかなり悩まされますので(^^;;;

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