腱鞘炎の夏、私の夏。

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先々週、突然襲った右手首の痛みに、整形外科へ駆け込んだ。
レントゲンの結果、腱鞘炎との診断。
塗り薬を処方され、会社を早退した。

帰宅してベッドに倒れ込み、七転八倒。
どんな恰好しても痛いんだもの。
右手がなにかに触れると飛びあがっちゃう。
手首から甲にかけて赤く腫れて熱を帯びている。

こんなに腱鞘炎が痛いとは思わなかった。

幸い、2日ほどで痛みはとれたのだが、
右手はほとんど使いものにならない状態だ。

仕事ではPCを左手だけで打たなくてはならなかった。
普段ブラインドタッチなのだが、それが災いした。

右手が担当するエリアのキーの位置を、左手が覚えていない。

しかも、キーボードに描いてあるアルファベットがほぼ消えかかっているのだ。
普段はブラインドだからまったく表記は必要ないのだが、
左手だけで打とうと思うと困るのなんの。

さて、プライベート面でも様々な困難にぶつかった。
いきなりだけど、困ったことランニングです。

第3位
左手で食事

お箸は難しい。
フォークの巻き取りもかなりの難関。
スプーンならなんとか。
器を右手でささえられないから、
幼児のような食べ方になってしまって、
外食はちょっと恥ずかしかった。

第2位
ペットボトルがあけられない

左手だけで、右手の押さえなしで
購入したばかりのペットボトルは
全く開けられなかった。

記録的な猛暑の中、これが本当に困ったのだ。

仕事で出先に出ても、気軽に自販機で
買って飲めないのが痛かったわ。

第1位
服着られない

いや、服どころか下着(特に上のね)をつけられないの。
片手だけでホック留められないのよ。

この時ほどブラキャミソールの有難さが
身に染みた時はないわ。

ファスナーもムリだから、ジーンズもだめ。
なんだかふわふわの服ばかり選んで着てたなあ。

というわけで、今回、右手に腱鞘炎を患って、
日頃、四肢を何の不自由もなく使える有難さを身をもって感じた。

病院に駆け込んでから10日ほどたち、幸い随分と痛みも消え、
徐々に使用できるまでになった。

腱鞘炎の原因は使い過ぎによる腱の炎症だというが、
これ、といった明確な原因はようとして知れず。
無理な姿勢のまま長時間固まらないよう、
日頃の疲れをため込まないよう、
皆さまもどうぞご注意を。

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