昨日、日本科学未来館で開催されていた
「ウメサオタダオ展」(リンク切れを確認:2020年6月25日)
に行ってまいりました。
残念ながら今日で展示は終了なので、
紹介するのが遅いって話もありますが
この後、展示は大阪で開催されます。
ウメサオタダオって誰だ?
という方もいらっしゃるでしょう。
漢字では「梅棹忠夫」と書きます。
生態学者、民族学者として有名で、
京都大学名誉教授でもあり、
日本民族博物館の名誉教授でもあり、
2010年に他界されました。
●梅棹忠夫 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/梅棹忠夫
この方の何がすごいって、
とにかく書く。
梅棹先生が使っていた
「京大式カード」をはじめとして、
様々なノートに丁寧に書いたり、絵を描いたり、
そして「こざね」と呼ばれる
名刺程度の大きさの紙に
一言を記載してみたり。
とにかくどんどん書いて残していく。
その書き残されたものが見学できるだけでなく、
分類されたカードを繰る動作、
ファイルを実際に開いて中身を見る動作、
音符をおもちゃのピアノで奏でてみるなど
実際に体感することができるという点でも
其処此処に工夫がこらされた
知のエンターテイメントのようになっていました。
写真もどんどん撮っていただいて
構いませんと言われたので
iPhoneでビシバシ撮影してきました。
研究のアイデアソースにしようっと。
実は別の作業予定を延長して行ったので
その後は少々バタバタしましたが、
無理して行ってよかったです。
最近展示は面白いものが増えているなぁ。
ここ数年、散歩ができていないのだけど、
やっぱりこういう見学は
コンスタントに実施したほうが
いいなぁと思った次第。