国際ブックフェア見学記

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東京国際ブックフェア
このイベントは毎年必ず見学に出掛けています。
今年は、2012年7月5日(木)~8日(日)の4日間開催。
(東京国際ブックフェアは、2017年から開催中止となっています:2019年2月4日確認)

ブックフェアだから本が展示してあるだけだろうと思うと、案外そうではない。
そして、出展社の数が多いゆえに、いろいろな勉強ができます。

さらに、このブックフェアと数日違いで開催される文具・紙製品展、ギフトショーなどなど
まる1日かけて足をまさに棒にしながら歩いてきましたので、簡単なレポートで御報告します。

そうだなぁ、たぶん5年位前からだと思うのですが、電子出版系の展示も同時に行われるようになりました。
最初はブックフェアの一角で展示されていたのですが、いまや西館の2Fをまるっと電子出版関係の展示にするほどの人気ぶり。

今回の再注目は、この日に実機が触れるとの触れ込みがあった、

楽天のkobo。

フク社長が楽天koboを操作中

この写真は、フク社長が実機を手にしているところです。
私もその横の実機を手にすることができたので、二人で検証。
「軽いね」
「思ったより操作しやすい」
「拡大ができるのはいい」
「辞書で検索しながら読めるんだな」
なんてことを話ながら、いろいろと操作してみました。

使ってみての感想。
軽くて操作は簡単です。文字の拡大もできるし、操作やナビゲーションも比較的わかりやすいと思います。
電子インクならではの、押し方によっては黒白反転になる瞬間があるけど、数年前に比べるとそれが気にならなくなったかも。

じゃあ、買いますか、と言われると少し思案。

まず、現地でもしも購入できたなら、お祭り騒ぎの中で浮かれて買った可能性が高いんだけど(笑)、こうして帰社して少し時間が経過してみると、案外冷静になっちゃって、Kindleも見てからだろうなと思っているし、実は本当に使うのかもまだはっきりしなかったりするわけです。

楽天の皆さんには、なんとか生産を間に合わせて現地で購入できるようにしておけばよかったかもねとお伝えしたいかも^^;

さて、話は変わりますが、今年のブースは、これまで以上にセグメントされているブースが出ていました。

特に、都道府県のブース。

写真は、信州と静岡の本ということで、見事に静岡県と長野県の本が集められていました。

こういうセグメントは面白い!

同様の分け方で、「おしい!広島県」という ポスターがブースに貼られて、赤ヘルの赤と「おしい!」の文字が並んで圧巻だった広島県など、なかなか面白かったです。

地方の面白いブースがどんどん登場すると面白いよなぁ。同時開催のライセンシング ・ジャパンの表彰式に来ていたくまモンが登場するような熊本県ブースがあってもよかったかも。

それから、毎年必ず立ち寄るのが、うかたまという季刊雑誌でおなじみの農山漁村文化協会のブース。

会社名同様に、農業、アウトドア、漁業、林業、住むといったテーマでの出版をされている会社です。

ブースに農作物が置いてあるのも興味深い(笑)

本づくりに対して、熱い情熱を感じるところのブースは楽しいですね~。

そうそう、研究していることに関連する図書がないかどうか探しに行った東大出版社の方はとても腰が低い皆さんでした。

こちらこそ恐縮です。

全体的には、相変わらずの熱気だったのですが、海外ブースはどんどん縮小しているなぁと感じます。

この展示会に参加すると、本をキーとして、いろいろな動向や方向性が見えて面白いと思います。

来年もまた参加するだろうなぁ。
来年、初参戦を目論んでいる方は、どうぞ運動靴でお出かけください(本当にたくさん歩きますので)

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