芸術の秋 チューリヒ美術展

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国立新美術館で開催中の、「チューリヒ美術展」に行ってきました。

国立新美術館「チューリヒ美術館展」
http://zurich2014-15.jp/

会場:国立新美術館 企画展示室1E
会期:2014年9月25日(木)~12月15日(月)
休館日:毎週火曜日 ただし、10月14日(火)は開館

会場である国立新美術館では、現在「日展」も開催中で、
どちらかといえば、こちらのほうが圧倒的な作品数で展示しているため、
1階の端っこの会場は狭いのでは?と思ったけど、
中の展示を見ると、とっても充実していましたよ。

フク社長から教えてもらって、
ブックカバー付きの前売り券を購入していたので、
スイスの画家パウル・クレーのブックカバーをゲット(^o^)
※この前売りは、すでに販売終了しています。

zurich_bookcover

今年、2014年は日本とスイスが国交を開始した150周年にあたる
「日本におけるスイス年」だそうで、その記念事業の目玉にあたるらしい。
さて、展示している作品ですが、これがなかなか見応えのある作品ばかり。
この美術館、85000点もの作品を所蔵しているそうで、その中から
有名なものばかりを74点集めての展示。
あ~、これ美術の教科書に載ってた!というものが間近で見られるチャンスです。

モネが晩年に描いた睡蓮も見られます。彼はたくさんの睡蓮を残していますが、
視力が悪くなった晩年の彼が描く睡蓮は、筆遣いも使う色もこれまでに見たものとは印象が異なりました。

スイスの画家、ヴァロットンが描いた絵は、現在のアニメのようなタッチが印象的で、
他の作品も見てみたいと思ったら、9月まで三菱一号館美術館で「ヴァロットン展」として
展示していたらしい。うむむ。失敗。

フェルディナンド・ホドラーの構図はなかなか興味深い印象。

展示の中で、とても心を惹かれる作品に出会ったのだけど
メモするのを忘れて作者の名前を失念。しまった・・・(-_-;)
追記:
思い出しました。 アウグスト・ジャコメッティ の色彩のファンタジーという作品でした。
写真でみるよりも、現物を見るほうが圧倒的に感動しました。
ジャコメッティはステンドグラス作家でもあるようですが、その技法が絵に反映されていて、立体的。
そこに光が加わると複雑に影ができて、それが華やかさにつながっていくという、
作品を写真で見たのではなかなかわからない、現物ならではの美しさを堪能しました。

今回は音声ガイドも利用して、じっくりと見てきました。
時々黒柳徹子さんが出てきました(笑)

尚、チューリヒ美術展のチケットは自宅でプリントアウトできるオンラインチケット販売ページを利用すると便利です(^^)
http://www.e-tix.jp/zurich2014-15/tokyo/(会期終了のためリンク切れ)
もちろん、当日エントランスでも購入できます。

芸術の秋。スイスと日本が国交を開始して150年の今年、関連芸術に足を運んでみてはいかがですか。

その他の現在見られるスイス関連美術展:
国立西洋美術館「フェルディナント・ホドラー展」
http://hodler.jp/index.html(期間終了につきリンク切れ)

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