東京マラソン、スタート前の悲喜こもごも

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只今午後3時。
社内で流れるラジオからも、Twitterのつぶやきからもアラレから雪に変わったという情報。
先ほど宅配便の方に荷物を渡すため、会社に外に出たときの寒いことったら!
ダウンコートを着てきてよかったなと。

昨日、大学の友人が東京マラソンに出場するというので
スタート前に応援に行きました。
実は終日応援する予定でしたが、仕事でチェックしないといけないものが発生し、
ゆえに午後は戻らねばならず、スタート前だけということで撮影に行った次第。

スタートは9時10分なんですが、
準備などいろいろあるということで、私は自宅を5時台に出ました。
まだ夜も明けきらぬこの時間帯に、電車内にはスポーツウェアの方が
ちらほらといらっしゃいます。
うむむ、彼らも走るのか!

そう思って乗車していると、駅が都心に近付くにつれ、
どんどんマラソン参加者と想定される人数が増加していき
最終的に埼京線で池袋から新宿まで乗車したときには
なんと私がいた場所はぐるりと周囲をマラソン参加者に囲まれてしまいました。
その時間が午前6時40分くらい。
皆さん、9時スタートですよ。
いやはや意気込みが違う。そして、準備に余念がない。

新宿駅を降りて、京王プラザホテルに宿泊している友人のもとへ。
途中、長蛇の列ができていたのは、すべてトイレ。
特に女性のトイレはマラソン参加者と思しき方が長蛇の列となっていました。
何万人も参加するってことは、こういう面が本当に大変です。

京王プラザに向かう道の途中では、工学院大学の方たちが
ハンドタオルを配布したり、お手洗いや着替えに利用できると
元気な声で呼びかけていました。
おっ、お祭り気分が盛り上がるってもんです。

京王プラザホテル前に到着すると、その付近は路上で荷造りしている人だらけ。
荷物を指定された番号入りのビニール袋に入れていました。
そしてホテル内に横からは入れず、正面玄関まで回らなくてはいけない状況に。

正面玄関前からホテルに入ると、
そこはもう東京マラソンの会場の一部のよう。
すでにスタンバイOKな出で立ちでアキレス腱を伸ばす人、
何か有名な方なのか、それなりの立場の方と思われる皆さんと撮影会など、
ホテルのロビー自体がすっかりマラソンでお祭りムード。
エレベーターを降りてくる人たちも、ほとんどはマラソン参加者。
すごい。意気込みがすごい。本気だ。(私の友人も含め)

その後、友人が走る前のまだ疲れていない顔と全身スタイルを
カメラに収め、とりあえず関係者以外が入れなくなるギリギリの位置まで
見送ることにしました。

荷物は先ほども記載した番号が書かれたビニール袋に入れて
記載されたトラックまで持っていきます。
そう、荷物を預けるトラックがたくさん待機しているのです。
サイドが開くタイプのトラックが、すでに荷積みできるような形になっていて
そこに荷積み専門スタッフの方が!
ボランティアの方でしょうか。素晴らしい。
このトラックがゴールのお台場まで荷物を移動してくれるってわけです。

残念ながら参加者以外はトラックにも近づくことができませんでした。
ランナー以外は入れませんという声がするギリギリまで見送り、
まったくの予備知識なしで現地に乗り込んでしまったので
勘だけを頼りに、スタートが見られるところに行ってみようと
一人で移動開始。

係りの方に尋ねようとしても、どの人もランナーの方を誘導していて多忙そう。
ええい、ホントに勘で探してやる。

その勢いでワシントンホテル付近まで歩いてみたところ、
なんとなく見学できそうな場所を発見。
しかも先頭(笑)
それにしても、スタート地点って見学できないのね。それに驚く。
都庁前には入れなかった。

私が陣取ったその場所は、ちょうどスタート地点の列からカーブになるところ。
最初はGグループの皆さんがいたけど、少しずつ動いて
スタート直前にはHグループの皆さんがいました。
被り物を見ているだけでもかなり面白かったなぁ。
これだけたくさんの人がいても、まったく同一の被り物をしている人って
その時見ていた中にはいなかったっていうのもすごい。
ディズニーやピカチュウ、ひこにゃんといったキャラクターのみならず
テトラポットのようにそれ被るの?っていう謎なものも多かったなぁ。
それはそれで面白いけど。

しかし、そういう人よりも圧倒的に多いのは、
この日のために練習を続け、完全にランナーの体に出来上がっている人たち。
正直、驚くほどそういう人が圧倒的に多かったです。
つまり、本気で走るってことです。

正直1時間以上も寒空で待っているのは、薄着の選手はもちろん、
ダウンコートをまとう見学者にとってもかなり厳しい状況ではありましたが、
スタートのわくわく感やスタート音がして、
Aブロックから続々と走っていく様子は実に圧巻。
テレビではわからない迫力を感じることができて、よい経験をしました。

友人のいたGグループがスタートするまで見送った段階で私は帰宅しました。
帰宅している道すがら、多くの人は選手よりも早く10キロ地点に移動しようと
品川へ急ぐ人がたくさんいらっしゃいました。
応援もひとつのイベントですヽ(^o^)丿

なるほどテレビで見ているだけではわからないことはたくさんあるなと
そして、このイベントはボランティアの皆さんの尽力の賜物なのだと痛感。
長時間のサポート、本当にお疲れ様でした。

件の友人も見事完走しました。
今日はどうやら激しい筋肉痛で休んでいるようですが(笑)

長距離走が苦手な私には、マラソンに出るだけでも尊敬しちゃいます。

皆さん、お疲れ様でした。

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