今日は二十四節気の「雨水(うすい)」。
Wikipediaで見てみると、
”空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
実際は積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、
衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。”
と記載されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E6%B0%B4
先日の大雪の大変さを思うと、雨に変わってほしいと思ってしまいますね。
さて、この調べた文章にもありますが、「暦便覧」というのはどのような書物なのでしょう。
国会図書館のデジタル化されたものがありました。
なんと、天明7年発行だそう。
●こよみ便覧
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2536637
著者は「太玄斎」。
この方、江戸時代の 松平頼救という方で、「こよみ便覧」というのは暦の説明を書いた書物ということです。
実際にデジタル化された本を見てみると、7ページくらいに二十四節気のことも書かれています。
国会図書館が提供しているデジタルコレクションは面白いです。
見始めると止まらなくなるので、忙しい最近は自粛していますが(笑)
●国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/
デジタル化されて公開されているので、書籍を劣化させることもないし、いつでもどこでも閲覧できるのは便利ですね。
ちょっと時間ができたときに、このデジタルコレクションをじっくり探検してみたいなぁ。